禅タロット 大アルカナ 恋人たち

禅タロット　
大アルカナ　６恋人たち



ハートの中心に恋人たちの抱擁が
描かれていて、愛を表していますね。


上には同じ顔の二人が向かい合ってます。
これはパートナーが鏡の役割を果たしてくれていること、
自分の知らない一面を見せてくれていることを示しています。


「性愛の最大の問題はけっして長続きしないこと」
とありますが、ずっと熱烈に愛し合い続けるというのは
この世ではまずないという現実がありますね。


なんだったら成就しない片思いの方が
空想の理想的な相手を見続けることができて
一方的とはいえ愛が長続きするのかも？


結婚してガッツリ一緒に住んでいくと
相手のいろんな面も見えますし
初めのときめきもどこへやらとなります。


そのままいくと権力争いに発展したりするのですが
そこでこのカードですね。
まさしく相手の姿は自分自身を表してるということ。
その事実を受け入れていくことですね。


そうすることで性愛を超えて存在する
愛を体験するようになり
相手のユニークさに敬意を払えるようになるのですね。
そして慈悲に変わっていく。


慈悲＞愛＞セックス


パートナーとの愛を育み
順番に上がっていけたら最高ですね。


仏陀は慈悲を「愛プラス瞑想」と定義したそうです。


まずは自分が満たされていなければ
相手のことを考えてあげる余裕もないですし、
瞑想で内側を満たしていくことが
なにより大切だということですね。


西洋タロットでも
6は恋人たちです。



恋愛ムードが高まりそうなカードですが
「選択する」といった意味もあります。

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